練習場で色々なクラブの自分の距離を掴みながら、いざ本番になって距離が合わないということがよくあると思います。私もあまりにも練習場での距離板の距離感と、実際のコースでのピンまでの距離感が合わないので、レーザー距離計を購入したので、レーザー距離計に関してどれが良いか調べて、レーザーアキュラシーのPINPOINT900を購入しままでの経緯、そして実際に購入して利用してみての感想を紹介したいと思います。
レーザー距離計を購入しようか検討している人の参考になれば幸いです。
筆者購入のPinpoint900。
ネットで買うなら唯一Yahooに公式店があります。私もここで買いました。どうも販売経路を絞ることで安く売ろうという売り側の姿勢もあります。そういう意味では価格的におすすめです。
レーザー距離計が欲しいと思ったきっかけ
まずはレーザー距離計が欲しいと思ったきっかけですが、やはり「練習場での距離感とコースでの距離感が一致しない」「コース上のヤード表示杭がたまに嘘つき」といった距離感の違和感がありました。
その為にショートホールでの第一打や、グリーンオンを載せるショットがいつまで経っても自信を持って振れない状況でした。特に困るのが「ショットが悪かったのか?距離感が違っていたのか?どっちか分からない」という点です。
ナイスショットして、グリーンオーバーやショートすると非常に悲しい気持ちになります。またコース上では練習場とはライが違いますので、思っている以上に距離が出なかったり、練習場では距離板が少し下駄を履かせている(練習場のボールがしょぼい、練習場が狭いなどから)為、結構距離感が狂いやすいです。
コース上での距離測定器は
- カートに付いているGPS距離計
- 時計型や、携帯型のGPS距離計
- そして今回のレーザー距離計
の3つが主流です。私のようにコース上で見た目の距離感を掴みたいという方は、値段が高いですがレーザー距離計が信頼置けるのでオススメです。
GPS距離計やコースの表示版は表示がグリーンセンターでピン位置を指してなかったり、ピン位置センターになっていたりと罠が結構あります。
正直、計った距離を正確に打てる技術を持ち合わせていませんが、レーザー距離計があることで「少なくとも距離感の間違い」は防ぐことが出来ます。いいショットを打っても距離感が間違っていたら結果が出ませんからね。
ある程度距離感が付いてきたら、今度はレーザー距離計は答え合わせに使う予定です。まず、自分なりにピンまで何ヤードで打ち上げ(打ち下ろし)何ヤードぐらいと推測して、その後でレーザー距離計で答え合わせをする使い方をして、ブレや間違いがなくなってくれば、レーザー距離計のお役はゴメンだと思っています。
幸い、レーザー距離計は流通量が少ないし、消耗品でもないためヤフオクでも値崩れせず、それなりの価格で売れます。逆にヤフオクで買ってもいいでしょう(私はあまり価格差が感じなかったので上記サイトで新品で買いましたが・・・)。
レーザー距離計の比較
レーザー距離計を買おうと思って、次に必要となるのがどのレーザー距離計を買うかです。ただ、だいたい有名どころ(3メーカー)と、それ以外の安いのを買うかで決まっています。
- Bushnell ブッシュネル
- ニコン
- レーザーアキュラシー
- その他、中国系の格安レーザー距離計
この4パターンに絞られるでしょう。上の3つのメーカーではそれぞれ上位モデルから下位モデルまでいくつかのレーザー距離計があります。最終的にメーカーはレーザーアキュラシーのPinpointにたどり着きましたが、そこまではいろいろと考えました。なんといっても数万するので、中古ドライバーとかそういうの買うのと同じぐらいなので、後悔するような買い物はしたくありません。
それぞれのメーカーの特徴を少し書いて、メリット・デメリットを挙げておきます。
Bushnell ブッシュネル
ゴルフ大国アメリカメーカーで信頼度は高いです。ゴルフ以外にもフィールドプレイ、野球のスピードガンなどを作っています。
メリット・・・信頼性が高い
デメリット・・・輸入になるので高い、ごつい
信頼性を重視するならブッシュネルが良さそうですが、実際ゴルフショップで実物を見るとゴツさに持ち歩きたくないなとなります。しかも輸入品ということで値段も高いです。サイズがアメリカンサイズなんですよね。ホームページでプロゴルファーが使っている写真があり、コンパクトに見えますが、コンパクト化では日本向けに売っているものに勝てません。
ただ、持っていると上手そうには見えます。今回、私は信頼性はそれ程重視していなかったし、コンパクトな方が良かったので検討から外れました。値段も高いですし。
ニコン
日本ブランドでいけばニコンが出てくるでしょう。ゴルフのレーザー距離計はクールショットという名前です。
メリット・・・上位機種に手ぶれ補正、下位機種はコンパクト、ブランド信頼感?
デメリット・・・表示モードが実践に即していない
安定感のあるのがニコンです。私も最後までニコンにしようか迷いました。ただ、最後まで残念と思っていたのが不必要な機能と、そのため実際使う時に不便な部分です。
ニコンのコースの勾配を読み取る機能はすぐれもので、なんと打つべき距離を教えてくれるらしいですが、正直そんな物要らないという人が大多数の意見でしょう。レーザー距離計で欲しいのは打ちたいポイントの距離感を掴みたいので実測だけです。
というわけで上記に載っているGモードは要らないというのが感想です。恐らくコースを回っている時にわざわざモード変えたりしている余裕もありませんし、どうやら直線距離と高さが一緒に出ないようで、いちいちボタンを押して切り替えるとのこと・・・。
レーザー距離計はポイントを合わせているので、なるべくボタン一つで必要な情報が全部出てくるのが望ましいと思っています。この点で、私はニコンはなぜこんな仕様なんだろう?もったいないなぁと感じました。
今後、改善された製品が安く出ればNIKONでいいかと思いますがニコンも企業的に苦しそうだからレーザー距離計にコスト掛けれないのかもしれません。
レーザーアキュラシー
今回購入したレーザーアキュラシーです。メーカーとしては知られてませんが、それなりにドラコンなどの測定で使われていて実績はあります。悪評もそれほどないです。
メリット・・・販路を絞っているので安い、必要最低限の機能、距離一括表示でシンプル
デメリット・・・ブランド的な信頼感はない、売ってる場所少ない
昔はネットショップでも大手ポータルで買えませんでしたが、今はヤフー店があります。私はサイズが同じだったので、少しでも高性能な方が実際の測定もやりやすいと思ったので、最上級のものを買いました。
パソコンでも無駄に高スペックを買っておけば、後でストレスを感じることが少ないという経験則でそういった買い方をします。
買ってみて使用感などは後述します。
中国系の格安商品
アマゾンで「レーザー距離計 ゴルフ」と検索すると1万円以下で買える商品が結構出ています。しかも高低差が測れるモデルなどもあります。
正直個人的には1万円でこういうので済ますのもありだと思っています。
レーザー距離計なんて機構はそんなに難しくないでしょうから、1万円ぐらいでも売れるはずです。ちょっとした性能の違いならコース使用上では問題なく、正直私達アマチュアゴルファーにとってはGPS距離計以上の精度でその場で測れればOKだと思います。
ただ、私は1万円でも失敗したら嫌だったので、ある程度信頼できそうなレーザーアキュラシーにしました。
レーザーアキュラシー、Pinpoint900を使用して感想
まず一言。買って正解!です。私のようにコースに出て、目測の距離感にどうしても不安感があったり、コースの表示版が信用出来ないと思ってしまう人は買うと幸せになります。
買った後、嬉しくて今まで通っていた練習場の距離版を計ってみたのですが・・・
50Y表示・・・測定45Y
100Y表示・・・測定80Y!
150Y表示・・・測定120Y!!!!
とサバ読みすぎでしょぐらい違いました。どうりでコースに行くと思っている以上に遠く感じていたのがよく分かりました。
レーザー距離計で気になった時に測ることで、コースにある表示版の数字よりも自分の目測に自信がついてくるようになります。また勾配も見た目よりも急ではない場合が多かったり、グリーンの大きさやフェアウェイの広さによって距離感が狂うのがよく分かります。
だいたい、グリーンが大きかったりフェアウェイが広いと近く見えます。その反対が遠く見えます。つまり小さいグリーンで打ち下ろしなどを感覚で打つとよくオーバーします。経験ありませんか?その反対のショートも多いですね。
大体慣れてくると、サイズの情報も読み取って「実はもっと距離ある、○○Yぐらい」と決め手からレーザー距離計を使用します。そうやってコースの見た目にだまされない距離感が身についてきます。
何回かコースで使って、答えがあってきたらヤフオクで売ってしまえば、レーザー距離計に掛けた費用はそれほど掛からないでしょう。
購入前は結構迷いましたが(そんなにうまくないし、月イチゴルファーだし。。。など)、距離感に不安がある初心者こそ利用して欲しいですね。利用することで上達スピードが違うと思います。何よりも自信を持ってクラブが振れて、思い通りにグリーンオンすると気持ちいいですよ。
個人的にはレーザーアキュラシーの上位モデルがおすすめです。またカバー付きが汚れないし、カバーが簡単に外せて使い勝手が良いのでカバー付きをおすすめします。最初から付いているカバー(写真左)はきっと使わないと思います。
買った後の印象は、たかがレーザー距離計、されどレーザー距離計って印象ですね。
なお、ニコンに付いている手ぶれ補正が付いていないのが懸念点という人も多いともいますが、ゴルフ場でフラッグめがけてボタンを押して、シークする機能が付いているので私は1回ラウンドしただけで慣れました。
ただ、同伴者に貸しても、同伴者はすぐには慣れていないので、1発ではすぐに使えず手ぶれ補正がいると感じてしまうのかもしれません。
必要最低限の機能は
- 直線距離と高低差の一括表示
- ピンシーク機能
- 600Yぐらいは計れる性能
ぐらいですね。結構使用頻度が高いのが150Y以内とショートコースの第一打です。後はティーショットのバンカーの位置確認もよく使います。
レ-ザ-距離測定器購入を思案している中年ゴルファ-です。
測定の時にピンフラッグに焦点を合わせると実際に飛ぶ距離はピンフラッグにボ-ルが当たる距離感で良いのですか?
150y表示測定だと140y打つようにしているの?
私はピンフラッグに当てるのと同時にグリーンエッジにも当てて距離を見ています。
番手でしっかり距離合わせ出来る能力もありませんので、2つの距離を測ってピンを超えない距離、グリーンエッジよりも飛ぶ距離でいいぐらいの気持ちでクラブ選択しています。